赤い鳥を撮るには赤いTーシャツで・・・・
2012.07.15
この3連休に遠征予定をたてていましたが、直前になっても予報が中々確定しません。昨夜の予報では今日は大丈夫とのことだったので、先輩に4時に迎えに来て頂いて、遠征に行くことになりました。
3時過ぎに目を覚ましたら、凄い雨音。雷も鳴っていて、外がピカピカと光っていました。4時過ぎに先輩から、雨が凄いので少し遅れるとの連絡。確かに外に出ることが出来ないほど降っていました。1時間遅れで出発したのですが、その時にも我が家の辺りは大雨。賀茂川を見ると、すごい濁流・・・・。しかし北山通りに入った頃には小雨状態で、南に向かうと雨は止んでいました。
8時過ぎにフィールドに到着。すでにもの凄いカメラマンでした。みんなアカショウビンを撮影してはりました。とりあえず一緒に撮影を始めましたが、枝に留っているものは距離が遠く、どれも絵にならず。

運良く巣穴が見えるところにカメラを設置出来たので、そのシーンを撮影することにしました。

頻繁に餌を運んで来るのですが、飛んで来てすぐに巣穴に嘴を突っ込むので、全身をしっかり撮ることが出来ませんでした。
こうしてアカショウビンを撮影しながらも、頭の中はまったく別の野鳥のことに向いていました。今日はアカショウビンではなく、別の野鳥の撮影が目的でしたので・・・・
たくさんのカメラマンがアカショウビンに夢中になっているので、その野鳥はいないのかな?と思って不安になったのですが、近くで椅子に座っていたいかにもよく野鳥のことを知ってはりそうなおじさんに、
赤色コノハズクはいてないんですかね?
と聞くと、
もう来てるんちゃうか?
といって、別の場所へすたすたと歩いて行きはりました。木の上を見てすぐに、
ほら、あそこにいてるわ
と。案外あっさり見つかりました。が、いたのですが、すごく小さい。図鑑によれば20 cmとのこと。本当に小さくて愛らしい。10時までは撮影出来ないとのことで、機材を撮影しやすいところに移して、10時を待ちました。
10時になって撮影を始めたのですが、横向き・・・・

こちらを向いてくれそうになかったので、距離が遠くなるものの、別場所へ移動。さすがに↑のように顔が見えないと、縫いぐるみにしか見えないですからね(^^)

全身が写るところを見つけたのですが、手前の葉や枝が邪魔になり、ワンポイントでしか綺麗に映せない状況。それで他のカメラマンの方達と交代しながら撮影しました。

基本的には↑のように目をつぶっていることが多かったのですが、たまに目を開けてくれました。
さらに、別場所でも全身が写るよと近くにいた方から教わりそちらへ移動。

ここでも微妙に位置を変えると手前の枝や葉に邪魔されましたが、他の方達と交替しながら撮影しました。

先日アカショウビンを撮った際にレリーズの必要性を感じたので、今日は持って行ったのですが、それが正解でした。

ここまでは、D4に1.4倍テレコンをつけてごーよんで撮影しました。V1も持って行ったので、最後に少しだけV1でも撮影しました。

案外歩留まりがよかったです。

こうした遠くに留っている野鳥に対してはV1は実に効果的ですね。テレコンをつければ、さらに大きく撮れたのですが、今日はテレコン無しで撮影しました。
先日アカショウビンを撮影に行った際、演技を担いで赤いTーシャツを着ていったのですが、今日も赤色コノハズクが撮れるように、
「カットよっちゃん」の赤いTーシャツを着て行きました。それがまたよかったのかもしれないですね(^^)。
コノハズクを撮影した後に、ブッポウソウの撮影に向かう予定でしたが、帰りに渋滞に巻き込まれると困るので、たっぷりとコノハズクを撮影して帰ってきました。それにしても帰って来た時の京都の蒸し暑さはたまらんかった・・・・
早朝から運転をして、フィールドまで連れて行って下さった先輩に感謝致します
with Nikon D4 + Nikon AF-S NIKKOR 500mm f/4G ED VR +Nikon Ai AF-S TELECONVERTER TC-14E II & Nikon 1 V1 + Nikon AF-S NIKKOR 500mm f/4G ED VR