広いにもほどがある・・・・

エリマキシギオカヨシガモカワセミクロツラヘラサギハシビロガモNikon D4Nikon AF-S NIKKOR 500mm f/4G ED VRNikon Ai AF-S TELECONVERTER TC-14E II

4時半起床。さて、どこへ行くかと迷ったものの、やはり珍しい野鳥を選択してしまったわたくし。5時48分の始発バスで出発。市バス→地下鉄→JR1→JR2→JR3と乗り継ぎ、8時半前に最寄り駅に到着。

家で地図を見ていたら、多分歩けそうという判断でポイントまで歩き出しました。1キロちょっと。道を抜けると広い池が登場。ヒドリガモやオオバンがわらわらいました。これは期待できるぜ!と思ったのですが、とにかくその池が広い。対岸に何があるか肉眼で確認出来ないくらい。こういう時は目当ての野鳥よりも、カメラマンの集団を探した方が早いということで、双眼鏡を覗くと対岸にカメラマンらしき数人の集団を発見。そこへ向かって歩き出しました。

が、家で調べた情報では、その池は1周2.6km・・・・。対岸まで単純計算で1.3km・・・・。それでもお目当て目指してとぼとぼ歩き出しました。基本的に後ろ向き思考の人間なので、こういう初めての場所に行くと、変な不安感に襲われ、もうその鳥はいないのではないか?と妙に凹んでしまいました。しばらく歩いていると、池の周りを散歩していた地元のおじさんが、

ええ写真撮れたか?

と声をかけてきたので、

今着たとこなんです

と答えると、クロツラヘラサギか?と言われたので、いてますか?と聞くと、

向こう岸にいてるわ

と教えてくれたので、ホッとしました。かなりの距離でしたが、そこは仕事以外のことなので、気分軽く歩けますね。

さて、カメラマンのいるところまでいくと、すぐにわかりました。嘴が特徴的でしたから・・・・

独特の嘴で池の中を探って、餌を食べているようでした。

晴れとの予報でしたが、曇っていることが多く、目が入ってくれない。それでも晴れ間が見えた時に、何とか赤い目を撮ることが出来ました。

がぉーという感じが出てますね↑

とにかく何も考えずにシャッターを押しておりました。

かなり近くまで来てくれたので、テレコンをつけずに撮影できました。300枚近く撮影。この後、餌を求めて池の真ん中の方に行ってしまい、他の野鳥の撮影開始。

エリマキシギというそうです。初めて見ました。この鳥は小さく、距離があったので、ここからテレコン装着。

その内クロツラヘラサギがこちら側に戻ってくるやろ、と思っていたのですが、かなり遠くに行ってしまったので、機材を担いで移動開始。何とか近くまで移動した時に、元いたところへ飛んで行きました。1キロ近くまた戻るのはあまりにも膝への負担が大きかったので、諦めて他の野鳥を探索。

ハシビロガモの♀を見つけました。図鑑で見たことはあるけれど、実際に見たのは初めて。

この娘も特徴的な嘴をしてますね。残念ながら♂を確認出来ず・・・・

次はオカヨシガモ。

かなり遠かった・・・・。珍しいカモでもいないかなと思って歩いていると、馴染のある鳴き声が・・・・

カワセミさんでした。しかし、距離もあり、そっと近づいたのですが、あっという間に遠くへ翔んで行きました。この後、カモの撮影をして、かなり曇ってきたので3時過ぎに撤収しました。

何とかクロツラヘラサギを撮ることが出来てよかったです。曇っていることが多く、広い池の中の遠くの野鳥を撮影することが多く、決して条件はよくなかったですが、それでも初見の野鳥を4種類撮影出来たのはラッキーでした。歩き回って汗をかいたので、上着を脱いで2枚で過ごしていたせいか、帰ってきてひどい咳が出て、喉に痛みが出るようになりました。風邪をひいたようです・・・・。明日は天気が悪いみたいなので、家でのんびり過ごそうかなと思います・・・・

追記;
どうでもいいことなのですが、最寄り駅まで戻ってきた時に、改札口に慌ただしく入ってきた中年夫婦がいました。旦那さんが、

電車が来るから急げ

と奥さんに言うと、

あんたが電車止めたらええんや、止めたらええんや

とふてぶてしく返答したのには驚きました。さすが大阪のおばはんは言うことが違うなと感心しました・・・・。いくら何でも電車止めたらあかんやろ・・・・

 

さ、呑みに行こ・・・・

with Nikon D4 + Nikon AF-S NIKKOR 500mm f/4G ED VR (+Nikon Ai AF-S TELECONVERTER TC-14E II)

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